貸切バスの手配前に行程を決めてしまうと後で後悔する場合があります

最近はネットで何でも調べて予約できますので便利で良いのですが、
お客様がネット情報だけを頼りに行程を作成された場合、
バスが行けない場所が結構あります。

バスが思っているところまで行けないと、バスを降りて歩いていただくことになります。

せっかくバスをご利用いただいているのに、結構な距離を歩くことに矛盾を感じられる場合もあります。
また、歩く行程が長くなると、その分時間もかかります。
結果、思っていた場所に行けない場合が出てきます。

今回は上記のようなことが起こらないよう、注意点を上げさせていただきます。

貸切バスには通行禁止区域があります

上記の標識のようにバスが入ってはいけない道があります。

特に京都場合は繁華街の河原町通りや四条通りでは、道幅は十分になるのですが、貸切バスは通行できません。
「寺町通りのお店に行く予定」
「河原町蛸薬師のお店で昼食」
などの行程を組まれている場合は、御池通りから10分~15分程度歩いてもらうことになります。

それ以外の一見、通行できそうな道でも、次第に細くなっている道などは、手前で通行禁止の看板が設置されています。

上記の看板では、下に「マイクロを除く」とありますが、
マイクロバスなら通行できる道もあります。

貸切バスには乗降禁止区域があります

乗降禁止区域とは、バスの乗り降りが禁止されている地域のことを指します。

特に、京都市内には「乗降禁止区域」と定められている場所が存在します。
これらは、交通の混雑緩和、公共の安全の確保、そして美しい景観の保護を目的として設けられています。

京都の繁華街や歴史的建造物が密集する地域などが含まれます。
例えば、清水寺周辺や嵐山、京都御所の近くなどがこの規制の対象となっています。
これらの地域では、バスを停めての乗り降りができませんので、訪問を計画される際には、事前に近隣の乗降可能エリアを確認し、そこから徒歩や公共交通機関を利用して目的地に向かう必要があります。

京都貸切バス予約センターでは、お客様がこれらの規制に対応できるようサポートいたします。
予約時には、お客様の訪問計画に合わせた最適な乗降ポイントの提案、乗降禁止区域を避けたルートの計画など、細やかな配慮を行います。

通行禁止区域でなくてもバスが入れない場所もあります

通行禁止区域以外にも、バスの大きさや道路の状況により、バスが進入できない場所が存在します。

京都は古くからの狭い路地や、急な坂道、低い橋など、貸切バスが通行できない地形的な特徴を持つ場所が少なくありません。
特に、歴史的な町並みを残す地区では、保護のためにも大型車両の進入が制限されていることがあります。
これらの制約は、貸切バスを利用して京都を巡る際には特に注意を要します。

地図上では、一見通行できそうなところでも、その先のカーブが曲がり切れない、Uターンできないなど
お客様の方では判断の難しいところも多く存在ます。

 

今一度、上記のことを踏まえて行程をご検討いただければ幸いです。

 

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